カードローンとキャッシングと言うと、どちらも似たような金融機関というイメージがあると思います。

しかし細かい点を見てみると、どちらもお金を借りる点では違いはありませんが異なる点もあるのです。

まずはカードローンです。

カードローンと言うと様々な「ローン」を思い浮かべると思われます。

最近ではライフスタイルや用途に応じて多用なローンタイプを展開しており、デンタルローンやトラベルローン、ブライダルローンといった一風変わったようなローンがあります。

カードローンを含めたこれらのローンは「まとまった金額を借り入れる→毎月期日までに決められた金額を返済」という形が一般的です。

基本的にカードローンの融資枠は各金融機関の審査によって決定した額となります。

返済方式に関しましてはリボルビング方式を採用している機関が殆どです。

銀行のカードローンの他には、消費者金融タイプやカード会社等があります。

次にキャッシングです。

キャッシングとは、クレジットカードやキャッシングカード付随のキャッシング機能を利用し、ATM等から現金を借りられる融資を意味します。

こちらは少額から借りられます。

会社によってキャッシングの定義は異なるため、キャッシングでリボ払いが出来たり出来なかったり…と実に様々です。

最近ではインターネットや・携帯電話での借り入れのサービスを行う事を一般的に「オンラインキャッシングやネットキャッシング」と呼ばれます。

簡単に各々の説明をしましたが、少々違いが分かりづらいと思われます。

つまりカードローンとキャッシングの違いを簡単に説明すると、カードローンとは「無制限・リボ払い・無担保」などの金融の事を指し、キャッシングとは「無制限・無担保・一括返済」の金融の事を指します。

つまり違いを一言で言うと支払方法が違うという事です。

確かに利用方法では明確な違いはあまりないように感じますが、細かく見てみると実はちょっとした違いがあるのです。

そう、それは金利です。

カードローンはカードによって分割や一括払いが設定されているのが通常ですがリボ払いが大前提です。

リボ払いの利息は大体が10%台です。

これにより金融機関は長期に渡って高い利息を利用者から得られる事が出来ます。

一方キャッシングは基本的に翌月一括払いなので金利は20%以上になってしまいます。

違いとしては、「高金利でまとめて返すのか、少し高めの金利で長期に渡り返済するか」ということです。